建設業の小零細事業主は法人経営者といえども、大部分が自ら現場に出て額に汗して働く労働者。しかも仕事の受注ができなければ即刻失業状態となります。
たとえ数人の従業員がいるようでも、一定規模の仕事を請け負うために便宜上代表者を決める「グループ請負」の延長線にあり、ときには従業員よりも収入の少ない事業主もたくさんいます。
法人を立ち上げる最大の理由も「親会社の都合」。それ以外の方も、受注=生活の安定化のために法人を立ち上げています。
しかし、法人経営は社会保険の加入や組織改編にともなう法人登記、会計の複雑さなどなど、手間とお金のかかることばかりです。
神奈川土建経営計算センターは、建設労働組合である神奈川土建の仲間のこうした「声」から生まれた、建設業小零細事業主のための協同組合です。
創立20年、組合員との相互の信頼関係の中で建設業経理事務の経験を積んだスタッフが常駐し、法人事業所の負担軽減のためにお手伝いします。
組合だから従業員、外注さん、事業主の生活の安定のために親身になって対応します。
専門分野については、税理士、弁護士、司法書士、社会保険労務士など各種士業と顧問契約を結んでおり、必要に応じてお手伝いいただくことも可能です。
※ ご利用に際しては、神奈川土建の組合員になっていただく必要があります。まずは、最寄りの神奈川土建支部事務所へお問い合わせください。